読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Reach One|株式会社ビズリーチ(BizReach)【企業公式ブログ】

株式会社ビズリーチの公式ブログ「Reach One(リーチワン)」です。 Reach Oneでは、ビズリーチのメンバーやプロジェクトの紹介、社内外のイベントレポートなどを通じて、「ビズリーチのイマとこれから」をお伝えします。

REACH ONE

ビズリーチのイマとこれから

「営業も人事も、やるべきことは一緒」と笑う新卒4年目のお話

f:id:bizreach:20170314164932j:plain

ビズリーチ初の新卒社員の一人であり、そのパワフルなキャラクターで親しまれているミヤ・アンジェリン。ビズリーチ成長の原動力であるリファラル採用※の推進役だった彼女が、人事部から新規事業部に異動したのが先月。彼女に、これまでに歩んできたビズリーチの歴史を聞きました!

※リファラル採用…リファラル(referral)とは「紹介・推薦」のこと。自社社員から一緒に働きたい仲間候補を会社に紹介・推薦し、選考をする採用手法を指します。

bizhint.jp

ミヤ・アンジェリン / Miya Angelin
インドネシアで生まれ、中学生になるタイミングで来日。2013年に青山学院大学を卒業後、事業づくりができるベンチャーを探している中でビズリーチと出会い、同社初となる新卒社員として入社。コンサルタントや人事を経験した後、現在はHRMOS事業部にてサービス提案、導入支援に従事。

唯一「いきなり海外へは行かせない」と言ってくれたビズリーチ

——ミヤさんはビズリーチ初の新卒社員の1人ですよね。当時、社員数は100名にも満たなかったと思いますが、なぜビズリーチに入社を決めたのですか?

私はインドネシアで生まれて、中学生になるタイミングで家族と日本に来ましたが、そこで子どもながらに「女性としての活躍の場や選択肢が一気に狭まってしまったな」というのを感じました。インドネシアでは女性が生涯働くのは当たり前でしたが、日本ではそれに比べると女性がキャリアを築くにあたって難しさもあると分かったんです。自分は女性で、かつインドネシア人だというマイノリティ。「周囲と同じことをやりたいなら、まずは人の何十倍も努力しないといけない」と親からも言われていました。

——学生の頃から一所懸命働きたいという思いが強かったんですね。

両親の周りに経営者が多く、自分でビジネスをやる、事業を立ち上げるというのがごく自然の風景だったのもあると思います。当時のビズリーチも創業4年目のベンチャーでしたが、飛び込むことに対する不安はなかったですね。そういう環境のほうが色々な経験が積めて、力が身につくはずだっていう考え方でした。

——ベンチャーが多く存在する中で、ビズリーチに入社した決め手みたいなものはあったんですか?

私が就職活動をしていた時期は、ちょうど日本のベンチャーが東南アジアに積極進出している時期でした。そんな時にインドネシア出身で、英語も話せる私が「自分で事業づくりできる人になりたい」ということを面接で話すと、「アジア拠点の立ち上げをやってほしい」とか「すぐにベトナムに飛んで欲しい」とか、ちょっと変わった内定の貰い方をすることが多くて。

周りは「いいじゃん!」「羨ましい」と言ってくれましたが、冷静に考えて本気で海外事業を成功させたいのなら、ビジネス経験もない私に任せるのはどうなんだろう、と少しモヤモヤしてしまって……結局、そうしたお誘いはすべて辞退させていただきました。

そして、ビズリーチの面接でも、南さん(代表の南 壮一郎)に同じような事を話しました。当時、ビズリーチはRegionUPというサービスを立ち上げていて、シンガポールにも拠点を持っていました。「事業づくりがしたい」「海外出身で英語も話せる」と話をしていたので、てっきりそちらに配属されるのかと考えていましたが、南さんは一言。「君をすぐに海外に行かせることはしない」と。

——それは、どうして?

「君を海外にすぐ行かせることは、会社としては簡単だけれども、君の人生を考えると良くない」って言うんです。日本でビジネスの基礎を積み上げてから、語学力やバックグラウンドを生かせる方法を見つけるべきだとアドバイスされて。そんな風に私の人生を考えて言ってくれる人は南さんが初めてだったのでけっこう衝撃的で、その場で握手しました。

コンサルタントから人事、そして新規事業のコアメンバーへ

——入社してからはどんな業務を担当してきましたか。

最初はお客様に対してビズリーチサービスをご案内する営業からスタートしました。今では入社研修もきちんと整っていますが、当時はそこまで充実していなかったので、聞きながら、考えながら、とにかく走り続けましたね。でも、最初は全然ダメで。とにかく先輩社員に相談しながら、試行錯誤する日々でした。

——なにかターニングポイントがあったのでしょうか?

視点を変え、自分の強みである語学力を生かして、外資系企業のお客様にご提案するようになったときですね。

日本に進出して間もない外資系企業だと、日本語を話せるリクルーターがいないケースも珍しくないので自分の強みが発揮できる。そうして少しずつお客様とのリレーションがとれてくると、今度は「あの会社が日本支社を立ち上げるらしい」という話題が聞こえてくるようになりました。その情報をもとに海外本社に直接問い合わせて「日本支社長をビズリーチで採用しないか」といった提案もできるようになってきて。結果的に、私がご契約いただいた企業様のうち、9割近くは外資系企業になりましたね。

——外資系企業に注力するというのは、先輩からのアドバイスだったんですか?

いえ、勝手にやり始めました。(笑)でも、結果的にすごく良かったと思っています。日本と海外では人事の性質がかなり違っていて。海外では自社でパーティーを開催して候補者を集める企業も、経営者が一人ひとり候補者に会いにいく企業も多くあります。と同時に、経営戦略を非常に深く理解した上で採用活動を展開しているプロ・リクルーターの方もたくさんいて、「戦略人事ってこういうことなんだ」と勉強させていただきました。

——人事に異動したのはどういうキッカケだったんでしょう。

もともとは事業企画やマーケティングへの異動も視野に入れていましたが、南さんから「将来事業をつくりたいなら、経営の仕事を経験した方がいい」と助言いただいてて、ですね。ビズリーチに入社して強く感じるのは、経営者にとって仕事の半分以上は人事だということ。人事に異動すれば、経営者としての視点を身につける意味では、すごくいい経験が積めるだろうと思いました。

ただ、異動したての頃はやっぱり大変でした。採用は社員の協力がないと絶対に成功しませんが、最初は人にお願いしたり、巻き込んだりすることが全然できなくて……営業は自分ひとりで解決できることも多くありましたが、人事は自分の力だけではどうにもならないことだらけ。人事という仕事は総合格闘技みたいなもので、企画力、他者への深い理解力、説得力、シナリオ策定力、タスク管理能力……など、あらゆる力が求められるので難しい部分も多かったです。

——ただ、そこからリファラル採用の旗振り役として全社表彰されるまでに成果を残せた。その間には何があったんでしょうか。

地道に上司や役員陣に聞いたことを実践したやっただけ、というのが正直なところですけどね(笑)。ただ、その為には会社の目指す未来と、自分のモチベーションの方向性が一致していることが必要だと考えています。ビズリーチは社会に価値あることを正しくやっている組織で、その実現と成長には優秀な人材が必要だという納得感があったので、多少地味でも走りきることができました。

事実として、社員紹介経由で入社した人たちは、やっぱり活躍している割合が高いと思います。リファラル採用の大切さを、改めて感じました。

大切なのは、「何をやるか」より「何故やるか」

——人事を経験して、良かったと思えることは何かありますか。

キャリアの考え方が根本から変わった気がします。それまでは「何をやるか」が大事だと思っていて、人事への異動を打診された時も「人事という仕事が自分に必要なのかな」と迷った気持ちも正直ありました。

ただ、営業と人事という一見まったく異なる仕事も「仕事は課題解決」という視点で見ると、根っこの部分は何でも一緒なんだと思えるようになりましたね。違うのは課題解決のソリューションを提供するのが、お客様なのか、自社なのかという違いだけ。明確に「これだけやりたい!」というこだわりも、いい意味でありません。世の中のためになるようなことを追求さえできれば良くて、ビズリーチにはそういう仕事がたくさんあるので、自分にマッチしていると感じます。これは今も昔も全然変わっていません。

——戦略人事を実現するHRMOSというサービスを広めるポジションにフィールドを移しましたが、その中で成し遂げたいことはありますか。

もともと、ビズリーチに入社する時には「ゼロイチを手がけてみたい」という思いが強くありましたが、それをまたお客様と接しながら叶えられるな、とワクワクしています。

世の中で女性がどんどん働きやすくなっているとはいえ、日本はまだまだ女性がキャリアを築くには難しい面もあります。だからこそ、濃密な経験を積んで、キャリアを早回しすることが大切だと思っていて、この会社では多くのチャレンジをさせてもらっていると思います。確かな経験とスキルがあれば、結婚や出産を経ても、いつでも仕事に復帰できるはず。新しいサービスを大きく伸ばすという経験を通じて、もっと自分のキャリアを強くできたら良いなと思っています。

——新しい舞台での活躍、期待しています。ありがとうございました!