Reach One|株式会社ビズリーチ(BizReach)【企業公式ブログ】

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ビズリーチのイマとこれから

Firebaseで新機能リリースを成功に導く方法|Google I/O 2017 現地レポート3日目

こんにちは、ビズリーチでHRMOS採用管理のマーケティングを担当しています、現王園です。

17日(現地時間)からGoogle I/O 2017 の現地レポートをお届けしています。

1日目の記事はこちら reachone.bizreach.co.jp

2日目の記事はこちら reachone.bizreach.co.jp

今回は、Firebaseを使った施策について、事例も含めてご紹介します。

Firebase Remote Config

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Google I/OのFirebaseのセッションでも、Remote Configを使った事例を多く紹介していました。
Remote Configとは、Firebaseの管理画面からパラメータの値を変えるだけで、アプリの外観などを変更できる機能です。
さらに、ユーザープロパティを指定することで、変更を適用するターゲットを指定することが可能です。
この機能を使えば、グループを分けてABテストをしたり、ユーザー属性によって異なる画面を出すことが管理画面から簡単にできます。

今回は、Remoto Configを使って新機能リリースを成功させる方法を紹介します。

「Google Santa Tracker」は、どうすれば新しいゲームのリリースを成功させられたのか?

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Google I/Oで、昨年の「Google Santa Tracker」での新機能リリースをFirebaseでどうすれば成功できたのかというセッションがありました。

「Google Santa Tracker」は、Googleが、12月1日からクリスマスまでゲームなどのコンテンツを毎日公開していく、毎年恒例のサービスです。
昨年、このAndroidアプリで新しいゲームに一部ユーザーのみバグが発生したことがわかりました。そのバグの発見が遅れたため、修正のアップデートがクリスマス後になってしまいました。
この事態をFirebaseを使ってどうすれば防げたのか、具体的な事例や実装方法と共に解説されます。
セッションでは、FirebaseのAnalytics、Crash Report、Remote Configを活用した方法が紹介されましたが、特にRemote Configの活用方法を説明します。

エラーの起きたゲームだけ、すぐに消したい

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Googleにはロールバックファーストという言葉があるそうです。エラーが起きたら、正常な状態にすぐに戻すというポリシーです。
しかし、すぐに戻せたとしても、通常はリリースが必要で、ユーザがアップデートするまでバグの影響は続きます。
これをRemote Configを使って、ゲームの表示のオンオフを管理画面からできるように実装しておくことで、以下のように管理画面から値を変えるだけで、すぐに本番環境に反映することができます。
さらに、Remote Configでは、Firebaseのユーザプロパティ(地域、デバイス、バージョンなど)で絞って、バグが起きていると考えられるユーザーのみゲームを非表示にすることも可能です。
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クリアできず離脱の高いゲームの難易度を、すぐに変えたい

f:id:bizreach:20170522005122p:plain 新しいゲームをリリースする際に、適切なゲームの難易度を定めるのは難しいことです。
通常、難易度を定めるパラメータをゲームの場合設置していますが、それをRemote Configで管理画面から変更できるように実装しておくことで、データを見て、ABテストを繰り返すことができます。

ゲームのスコアは、Firebaseにカスタムイベントでデータを送ることで、今回新たに発表されたカスタムパラメーターのレポートを使うと、簡単に確認することができます。

「スタンバイ」の事例がFirebaseのセッションで紹介されました

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そしてFirebaseのセッションのなかでは、ビズリーチが展開する求人検索エンジン「スタンバイ」のRealtime Databaseによるチャット機能と、Firebase Cloud Messagingによるプッシュ通知での活用事例を取り上げてもらいました!
Realtime Databaseはデータを全てのクライアントにリアルタイムで同期することが可能なので、チャットなどで活用されます。
また、Firebaseでは、プログラムでプッシュ通知をシステム的に送ることはもちろん、管理画面からターゲットを指定して簡単にプッシュ通知を送ることができます。

セッションでは実装方法も含め詳しく説明されていますので、ぜひご覧ください

Google I/Oの報告会を開催します!

帰国後、今回の記事の内容からもう一歩踏み込んでFirebaseの新機能や最新の活用事例をご紹介する勉強会を開催します! d-cube.connpass.com

開催概要

【日時】2017/05/23(火)19:30〜21:00 ※希望者のみ21:00~22:00で懇親会
【場所】株式会社ビズリーチ 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー 12F
【参加費】無料
【定員】100名 ※先着順

お申込みはイベントページからしていただけます。
ぜひお気軽にご参加ください!



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この記事を書いたメンバー

現王園 浩士 / Hiroshi Genouzono


1988年生まれ、鹿児島県出身。東京大学農学部卒業後、インド最大のIT企業のブリッジエンジニアに。2015年7月にビズリーチへ入社後は、「スタンバイ」の立ち上げに携わり、ディレクション、アプリマーケティング、データ収集・分析などを幅広く担当。現在は戦略人事クラウド「HRMOS(ハーモス)」のBtoBマーケティングに従事。