Reach One|株式会社ビズリーチ(BizReach)【企業公式ブログ】

株式会社ビズリーチの公式ブログ「Reach One(リーチワン)」です。 Reach Oneでは、ビズリーチのメンバーやプロジェクトの紹介、社内外のイベントレポートなどを通じて、「ビズリーチのイマとこれから」をお伝えします。

REACH ONE

ビズリーチのイマとこれから

オフィスをハックする!IoT部プチ発明|事業部を全面バックアップするおしゃべりBot

こんにちは!広報室の松本です!
ビズリーチには現在多くの部活があり、メンバー同士が業務以外でも交流を深めています。

reachone.bizreach.co.jp

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その中に、技術者のオアシスといわれる部活、IoT部があります。今回は、IoT部発起人である國井さんに「朝会を始めるおしゃべりBot」について話を聞きたいと思います。

そもそもIoT部って?

2017年に創部されたIoT部。Raspberry Pi(ラズベリーパイ)を中心とした様々なIoTを活用したグッズを発明し、オフィスでのちょっとした悩みを解決しています。実際に集まることは多くないものの、業務時間外にSlackで情報交換をしながら、発明ネタをみんなで議論しています。たとえば、日ごろの小さなお悩みや、IT関連の新情報やコラムの共有、開発に役立ちそうなことについてアイデアを出し合っています。お悩みとアイデアがうまく接続すると、あっという間に製品の開発に着手して作り上げてしまうので、他のメンバーが気づかぬうちに(総務部門の許可を得て!)オフィス内に新しい発明品が置いてあることも。今では、窓のそばや執務室の入口、机の上、お手洗いなど、様々な場所に発明品があります。

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IoT部部長 國井さん


國井匡生 / Masao Kunii
大手SIer 勤務の後、2015年にビズリーチ入社。求人作成サービス「スタンバイ・カンパニー」のアプリケーションエンジニア、インフラエンジニアを歴任。現在は「HRMOS 採用管理」DevOpsチームのリーダーを担当。手元にあったRaspberry Pi(ラズベリーパイ)を業務時間後にいじって遊んでいたら、いつの間にかIoT部ができていた。


80人の朝会を取りまとめるおしゃべりBot、パイワトソン

ーHRMOS事業部の朝は、いつも「朝会始めます」という女性風の音声から始まりますね。あれはなんですか?

Raspberry PiというARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータと文字言語を音声変換するAmazon Polly(ポリー)とSlack APIを使用して作ったおしゃべりBotです。社内では彼女を「パイワトソン(Pi.Watson)」と呼んでいます。

私の所属するHRMOS事業部では毎日、プロダクトサイドとビジネス開発サイド全員で朝会を行います。昨年は全体併せても20名ほどだったのですが、直近半年で60名を超える規模になりました。みんなの注目を集めるにしても少なからずパワーが必要になってきていて、なにかうまくできないかなーと考えてました。そのころ丁度、Slackに書き込んだ言葉を音声変換してしゃべってくれるパイワトソンを開発していたので、「彼女にしゃべらせればいいんじゃない?」と思い、彼女に朝会時間に号令を発するように設定をしました。それ以降はちょうど9時半になると、「朝会始めます」と号令をかけてくれています。機械の声だと社員の注意も惹きやすく、今のような大規模チームでもパッと取りまとめてくれ、非常に助かっています。

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発明家とパイワトソン
Slackに書き込んだ言葉をしゃべるので、最近は「〇〇さん、誕生日おめでとうございます」や、「テスト開始します」など、事業部の情報共有もサポートしてくれます。

ーすごい!!まるで1人前のメンバーのような活躍ですね。


担当エンジニアに、いち早くエラーを知らせる

ーパイワトソンが生まれたきっかけは何ですか?

当時、プロダクトでエラーが発生した時の通知と、タスク割り振りの連絡で少し困っていました。お客様から教えていただいたエラーを、カスタマーサポートがSlack経由で共有し、内容に応じて担当チームが判断して対応していました。

ただ、業務中の担当チームがすぐに詳細を確認できず、通知が連続すると対応が遅れるケースもありました。更には、当時事業部内のエンジニアチーム全体に通知が飛ぶ仕様であったため、管轄外のエンジニア含めて余分に気を使わなければいけませんでした。みんながやきもきする状況を、なんとか解決できないかなと悩んでいました。 ちょうどそのころ、文字情報を音声変換できるポリーの話が社内で話題になり、ラズベリーパイとポリーをつなげて、担当チームに呼び掛けてもらえばいいんじゃない?という話になり、パイワトソンを作ることになりました。実際、開発自体は2、3日で終わりました。

エラーが通知されたときにはパイワトソンが担当チームに呼びかけをしてくれるので、エンジニアは自分の担当領域が呼ばれた時対応をするだけで済むようになりました。

実はパイワトソンは人工知能付き!日々進化中!

ーすごい活躍ですね。呼びかけはパイワトソンだとすると、担当を割り振る部分は人力ですか?

担当割り振りもBotによって全て自動で行われます。
実はJira Dispatcher Watsonという別のbotが存在していて、割り振りを行っています。人工知能を組み込んでおり、エラー通知がカスタマーサポートからSlackで届くと、依頼内容を文字情報として認識して解析し、最適な担当チームに呼びかけをしてくれます。
今までは人が介在することもあり、ちょっとした判断のゆれや、時間のロス等がありましたが、今では人工知能を用いることで、最適なチームを選び出してくれているので、人がアナログに依頼をするより早く正確に対応をしてくれます。Bot同士が協調しているのが面白いところです。

ちなみに人工知能の組み込みを手伝ってくれたのは、新卒2年目エンジニアのエリカちゃん(安藤絵里花)です。

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エリカちゃん

ただ、仕事の邪魔になっては本末転倒なので、なるべくストレスを感じさせないように仕様を改善しています。連続でエラーが発生したり優先度の低いエラーに関してはしゃべらないようにしました。

ーパイワトソンも日々進化しているんですね。ありがとうございました!ちなみにパイワトソンの、名前の由来はなんですか?

あー、私がエマワトソンを好きだったからですね。 f:id:bizreach:20180228120705p:plain


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この記事を書いたメンバー

松本 啓吾 / Keigo Matsumoto


1993年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学 経済学部 卒業。在学中にビズリーチにインターンとして参加。マーケティング部にて会員獲得に向けた広告運用を担当した後、2016年に新卒3期生としてビズリーチへ入社。キャリトレ事業部にて採用コンサルタントを経験した後、現在は広報を担当。