Reach One|株式会社ビズリーチ(BizReach)【企業公式ブログ】

株式会社ビズリーチの公式ブログ「Reach One(リーチワン)」です。 Reach Oneでは、ビズリーチのメンバーやプロジェクトの紹介、社内外のイベントレポートなどを通じて、「ビズリーチのイマとこれから」をお伝えします。

REACH ONE

ビズリーチのイマとこれから

CTO竹内、異能の14歳鷲見氏とテクノロジー×ヒトの未来を語る【後編】

こんにちは!Reach One編集部です。

前編では「バーチャル世界」や「ヒトの進化」について、独自の考えを披露した二人。

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今回はヒトの幸せなど、より人間の根深い部分にフォーカスしていきます。

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考えるから好きになる

竹内:さっき(前編)ある2つのイベントが同時に発生した際の話をしたよね。僕たちは シングルスレッドで物事を進めているけれど、中には複数の物事を進めるのが得意な人もいる。その人たちは、やるべきことを細切れにしてそれを組み合わせて業務を進めているんだ。そのとき、インプット→処理→アウトプットという一連の流れは、いくつかのグループに分かれているものの、これらが並列になることはない。人間がインプットからアウトプットまでの処理スレッドをマルチプルにできたら、とてつもない進化を遂げるんだろうな。

鷲見さん:たしかに、そうなったら僕たちの処理スピードが格段に上がりそう。

竹内:それから、僕らが情報を取り込むときの多くは感情的な部分に影響されると言われている。たとえば、びっくりしたときは鮮明に記憶に残るよね。この法則でいくと、できるだけ明確に深く情報を記憶するには、こうした感情的なシグナルをたくさん取り入れる必要がある。だからといって毎回驚いてばかりじゃ、心も体も疲れてしまうよね。

じゃあどうすれば、効率よく情報を取り込めるのか?僕がオススメするのはやらなきゃいけないことを好きになってという行為で、自分の脳を騙すこと。“好きになる”って感情データの中でも特に濃いものだから、72時間くらいその物事を考え続けたら、やらなきゃいけないことも結構好きになれるよ。「好きだから考える」ではなく「考えるから好きになる」ってことだね。

鷲見さん:それは面白いですね、今度僕もやってみます。

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「技術の進化」と「ヒトの幸せ」

鷲見さん:ところで、僕は現在人間はバーチャルの世界で生きていけるのか?というテーマで研究を進めていることもあり、技術が進化していく未来にとても興味があります。竹内さんは、こういう未来についてどう考えていますか?

竹内技術の進化は正しい。これは僕も否定しないし、もちろん鷲見くんもそれを信じて歩んでほしい。ただ、世の中にはもう一つの考え方があって、それはヒトの幸せを追求するという世界。 極論、技術の進化がフィーチャーされて辿り着くところって「全てコンピューター(or機械)に自動化された世界」なのかもしれない。しかしもう一方には「機械じゃなくて人間がいる世界」がある。こっちでは、機械化などの便利さよりも、人間が退化しようが進化しようが、その状態でいかにみんなが幸せに生きられるか、を大切にしている。

このヒトの幸せをもっと突き詰めていくと、僕らが幸せを感じるときって「アクティベートされている状態」なんじゃないかと思うんだ。任された仕事で力を発揮できたとき、その人はすごく輝いている。だから、生産活動の中で、アクティベートされている状態がヒトは幸せなんだと思う。自分たちの会社で、幸せになれる再現性のあるものを作れたら、そしてそれを多くの会社で再現できたら、世の中がちょっと幸せになれそうだよね。

こんな風に話すと「技術の進化」に対してネガティブに聞こえるかもしれないけれど、そうじゃない。「技術の進化」を追求する人、「ヒトの幸せ」を追求する人、お互いがお互いを否定せず、良い具合にコラボレーションができたら、とんでもないモノが生まれると思うんだ。

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自分の「選択」について考える

鷲見さん:僕は、ヒトの幸せは根っこの部分では「善と悪」にも繋がっていると思っていて。最近はその「善と悪」についてよく考えています。特に、歴史を勉強していると本当に考えさせられることばかりですね。

竹内:具体的にはどんなことについて考えているの?

鷲見さん:たとえば、ある2つの国が争っていて、その一方が軍隊のいない町へ大量に爆弾を投下した…つまり無差別攻撃を行ったとします。無差別攻撃と聞くと、みんな「卑怯だ、悪だ!」と考えるけれど、言い換えてみると 軍隊がいようがいまいが攻撃をする、それはある意味、平等(フェア)ということになります。じゃあ無差別/平等(フェア)って、善と悪のどちらにあたるのだろう?そもそも善と悪の間のニュートラルは、本当に世の中に存在するのだろうか?

――こんな風に、いろいろと考えてしまいますし、答えはいまだ見つかりません。

僕たちは細かい選択肢の中で生きていて、その選択一つで、小さなことでも未来が変わる可能性がある。もし自分の人生を左右する大きな決断をするときがきたら、その選択が「自分にとって善」なのか「世界にとっては悪」なのか…考えてしまいそうだし、もしかしたら答えが出ないかもしれない。だから、これはずっと自分に問い続けるテーマなのかもしれませんね。

竹内:自分の決断が「善」なのか「悪」なのか、そこはあまりこだわりすぎなくても良いと思うな。「100%正しい選択」なんてきっとどこにもないから。どんな選択をしても失敗しちゃうときはあるし、そこで大きな壁が立ちはだかったり、躓いてしまったら、立ち止まって考えてみればいいんじゃないかな。だからそれまでは、自分が信じたことを迷わず突き進んでほしいと思うな。

それにしても、鷲見くんはたくさんのことを勉強をされていて、未来に期待しかない。本当にこれからが楽しみです。次、鷲見くんと話をできるのはいつなんだろう?そのときは世の中に対して何か爪痕を残した存在として、一緒にお酒でも飲めるといいなぁ!楽しみにしているね。


これからの未来を力強く歩いていく鷲見さんと、テクノロジーを活用した事業作りを行う立場から意見を送った竹内。 「ヒトと技術の共存」によって素晴らしい化学反応が起こる未来を垣間見たような対談でした。私たちビズリーチもテクノロジーの未来に貢献できるよう、今後も価値あるサービスの提供に取り組んでまいります。