Reach One|株式会社ビズリーチ(BizReach)【企業公式ブログ】

株式会社ビズリーチの公式ブログ「Reach One(リーチワン)」です。 Reach Oneでは、ビズリーチのメンバーやプロジェクトの紹介、社内外のイベントレポートなどを通じて、「ビズリーチのイマとこれから」をお伝えします。

REACH ONE

ビズリーチのイマとこれから

グローバル人材が活躍中!期待の新卒AIエンジニアを取材

こんにちは!Reach One編集部の乾友香です。
以前、スイス出身のマイヤー・ステファンさんが、Bizreach Awardsで「最高技術賞」を受賞した記事をご紹介しましたが、ビズリーチでは毎年グローバル人材が増加しています。
そして今回、「新卒エンジニア」として活躍している中国出身の王さんと、香港出身のクーさんにスポットライトを当てました。この二人が、なぜ新卒で日本の企業「ビズリーチ」に就職したのか、業務でどのような活躍をしているのか、詳しく取材しました!

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【プロフィール】
左:王 忠聖 / Zhongsheng Wang
1989年生まれ、中国出身。中国の東北大学卒業後、銀行のデータサイエンティストとして活躍。その後来日し、北陸先端大学・大学院 へ入学、自然言語処理専攻。2018年4月に新卒としてビズリーチに入社。現在はAI室(※1)でチャットボット「AIIQA(アイカ)」の開発などに従事する。趣味は書道やバスケットボール、水泳。

右:クー・ホンニー / HongNi Koo
1992年生まれ、香港出身。香港科技大学卒業。半年間のドイツ留学経験も持つ。1年ほどチャットボットを扱う香港の企業で働き、その後、2018年4月に新卒としてビズリーチに入社。現在はAI室でスタンバイの広告レコメンドエンジンの開発に従事する。趣味は外国語の勉強で、ドイツ語・フランス語・日本語・広東語・英語・中国語の6ヶ国語を話す。

初めて挑戦する日本の舞台、それが「ビズリーチ」

―まず、お二人がビズリーチを選んだきっかけや、決め手を教えてください!

クー:きっかけは、当時、Facebook上でたびたびビズリーチの広告を目にしていたことや、グローバル人材と日本企業のマッチングサイトからビズリーチが新卒採用をしていることを紹介いただいて、すぐに興味を持ちました。それから、CTOの竹内さんが直接香港に来て、面接をしてくださったんです。内定をいただいたあとは、私が大学で学んだ自然言語処理の知見と、それを実サービスに応用していた経験を生かせるということで、AI室に配属されました。ビズリーチで新卒初の香港人採用だったため、竹内さんからは「香港1期生」と呼ばれています!

王:私は日本の北陸先端大学・大学院で自然言語処理を学んだあと、日本で就職活動をしていました。そのなかで、ビズリーチの就活イベントに参加し、代表の南さんとお話しする機会がありました。南さんは「一緒に働く仲間と、仕事に楽しく取り組むことが何よりも大切だ」と話してくださいました。この南さんの考えに深く共感し、ビズリーチで働きたい!と思ったんです。

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―ちなみにお二人とも、ビズリーチが日本で初めて就職する企業とのこと。実際に働いてみて、驚いたことなどはありますか?

クー:「新人研修」に力を入れていることには驚きました。香港企業の研修期間は、新卒入社であれば2~3日間ぐらいで、入社初日から周囲と同じように実務がはじまります。だからビズリーチみたいに、3ヶ月間もの充実した研修があるなんて、香港では考えられないんです!

王:私はクーさんより一足先に日本の大学院で学んでいた背景があるため、中国と日本との大きなギャップはそれほど感じていませんでした。ただ、私は中国に住んでいたときに銀行のデータサイエンティストとして働いていたのですが、銀行での働き方は、ちょっと堅苦しく動きづらいと感じていました。その頃と比べると、ビズリーチは自由度が高く本当に働きやすい職場ですし、おかげで毎日仕事が楽しいです!

―充実した日々を過ごされているようで、何よりです!
ところでお二人とも日本語がお上手ですが、日本語はどのように学ばれたのですか?

クー:実は私、昔から外国語を学ぶことが趣味なんです。中学生のころは、日本語学校に通っていました。

王:私は日本のアニメや漫画が大好きで、アニメのキャラクターのセリフなどから、日本語を勉強しましたね。子どものころは「スラムダンク」が特に好きでした!今は「進撃の巨人」が特に面白いですね。

クー:たしかに、私も子どものころから「日本の文化」に馴染みがありました。香港ではよく日本のアニメが放送されていましたし、日本の百貨店もあります。そんな環境のなかで、「いつかは日本語を活かして働きたい」という思いが強くなり、ビズリーチに挑戦することにしたんです。

入社半年ながら、活躍の場を広げている二人

―ビズリーチで手がけている仕事について教えてください。

王:スタンバイのデータを活用し、推定モデルを作ったり、新機能の開発などを行っています。最近ではチャットボット「AIIQA(アイカ)」の開発も多いですね。今のAIIQAは簡単な質問にしか答えられませんが、これをスムーズに会話ができる状態にまで成長させられたら「ビズリーチのAI時代を創った」と言っても、大げさではないと思います。

クー:私もはじめは王くんと一緒に、スタンバイを中心としたデータ活用を担当していました。ちなみに現在は王くんがAIIQAの開発をメインに担当しているため、これまでの王くんの仕事は私が引き継いでいます。このほかにも、AI室の研究成果をブログに書いたり、社内のエンジニアが集まり情報交換をするTechランチを開催して日々の活動を発信するなど「AI室の広報」も担当しています。

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―お二人は、日本最大のAI開発者カンファレンスである「GPU Technology Conference(※2)(以下、GTC)」にも登壇したと聞きました!どのような経緯でGTCに参加することになったのでしょう?

クー:AI室の活動をもっと世の中に発信していかないか?と、マネージャーから提案を受けたことがきっかけでした。そして、ちょうどその時期にGTCで参加企業を募集していたため、私たちも社内で進めていたプロジェクトをまとめて応募した結果、登壇者に選ばれました。

王:GTCでの発表を通じて「技術・AIが強い会社」という側面も伝えていく、素晴らしいきっかけになりました。GTC当日は、名だたる企業も参加していたのですが、他の企業と比較してもビズリーチの技術は負けず劣らずだなと感じました。今のビズリーチの技術やAIの魅力を、まだ世の中に伝えきれていない部分が多いので、これからも発信を続けていきたいな、と改めて思っています。

―実際にポスターセッション(※3)をしてみていかがでしたか?

クー:GTCに来られる方々の中には外国人も多くいらっしゃいました。そのため、ポスターセッションでは3ヶ国語で発表しました。とはいえ、展示してあるポスターのほとんどが日本語表記なんです。なので私は外国人の研究者でも簡単に読めるよう、最初から英語で書くって決めました。

―ビズリーチのポスターを見て、人差し指を立てる「ビズリーチポーズ」をしてくれる人もいらっしゃったのだとか。

クー:そうなんです!ポスターの前でポーズをとってくれる人もいて、ビズリーチの認知度の高さを実感しました。

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最高の「技術」を求めて、学び続ける

―今後、お二人がチャレンジしたいことを教えてください。

クー:「学会で自分の開発した成果を発表すること」「働きながら修士号を取得すること」、私はこの二つにチャレンジしたいです。今回のGTCに登壇して、もっともっとビズリーチやAI室の魅力を伝えていきたいなって強く感じるようになりました。だから勉強を続けていくことは必要不可欠なのでどんどん学んでいきたいです。働きながら学ぶのは、社会人経験も積めて知識も増えるので、とても効率が良いですし、勉強することは昔から好きなので(笑)。

王:私もクーさんと同じで、「働きながら博士号を取得すること」にチャレンジしたいです。というのも、AI分野には博士レベルの知識が必要とされています。これからもっと価値のあるAIサービスを作るためにも、積極的に勉強していきたいですね。それから、技術の精度を高めるためにも、ゆくゆくはDeep Leaningの技術をビズリーチの各サービスに応用していきたいです。

―現状に満足せず知識を磨き続ける姿勢、素晴らしいです!

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―AI室のメンバーとして、もっと社内に向けてやっていきたいことはありますか?

クー:AIはまだまだ未知のブラックボックスというイメージが強いと思います。そのため、もっとみなさんにAIを身近に感じてもらえるように、上手く説明できるようになりたいです。できれば、少人数の勉強会などを開いて意見やアイデアを交換できるといいですね。

王:一般的な方々が持つAIのイメージと、私たちが持つAIのイメージには、ギャップがあると思います。とはいえ私もクーさんと同じように、AIについて分かりやすく説明できていない状態なんです。だから今後は、ほかのエンジニアたちとコミュニケーションを取りながら、そのギャップをなくしていきたいです。

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―たしかに、「AIに興味はあるけれど、入り方がわからない人・不安を持っている人」が多いのかもしれません。
もし勉強会を開催する際は、ReachOneメンバーもぜひ協力させてください!
お二人とも、貴重なお話をありがとうございました。



GPU Technology Conferenceの模様は、こちらのTech Blogで!↓↓ tech.bizreach.co.jp

※1: 機械学習、データマイニングの最先端を追求する研究開発を土台とし、これらの技術を事業に生かせる形で用意していくための部門。利益を創出しながらも、新たな技術を用いた挑戦の中核を担っている。現在10名の社員が在籍しており、そのうち半数はグローバル人材。

※2: 2018年9月13日~14日に、大手GPUメーカー・NVIDIA社が主催する、日本最大のAI開発者カンファレンス「GPU Technology Conference」

※3: 学術的な研究の成果を学会などの会議の場で発表する方法のひとつ。ポスターセッションの会場で、研究者たちは掲示用にポスターを貼り、研究の方法や成果を説明する。


この記事をインタビューしたメンバー

乾 友香/ Yuka Inui


新卒で銀行に入行し、その後人材紹介会社でキャリアアドバイザーとして勤務。2018年にビズリーチに入社。現在は人事本部の採用マーケティング室にて採用に関わるコミュニケーション設計や、Reach Oneの編集を担当。特技は歌モノマネ。