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「普通では、つまらない」|鈴木 雄太(HRMOS採用管理事業部 カスタマーサクセス部 部長)

ビズリーチの各事業や組織をリードするキーパーソンをご紹介するビズリーチ「キャリアインタビュー」。今回は、HRMOS採用管理事業部 カスタマーサクセス部の部長 鈴木にインタビューしました。

鈴木は大学卒業後、MR、エンジニア、人事と、多彩なキャリアを積んできました。その経験がすべて生かせる場所として、2017年にビズリーチへ入社。HRMOS採用管理事業部で、ユーザーの企業の採用成功 にコミットするためのカスタマーサクセス部の立ち上げから参画し、2018年8月よりカスタマーサクセス部の部長としてチームを統括しています。そんな鈴木に、キャリアについての考え方を聞いてみました。

「普通では、つまらない」

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鈴木 雄太/Yuta Suzuki
上智大学理工学部 を卒業後、大手製薬会社へ入社。MRとして約3年働いたのち、未経験だったIT業界へ転職。約4年エンジニアとしてHR系システムの企画、開発、運用に従事し、その後人事・採用部門に異動する。中途採用の責任者を経て、2017年1月にビズリーチへ入社。HRMOS採用管理事業部カスタマーサクセス部の立ち上げから参画し、ユーザー目線で業務・組織・KPIなどを設計。2018年8月よりカスタマーサクセス部 部長。

目標を攻略していくことが面白い

目標に向かってどのように課題をクリアしていくか、そのプロセスを考え実行することを楽しんでいます。仕事は日々の積み重ねも大切ですが、言われたことをこなしていくだけでは飽きてしまうし、普通にやるだけじゃつまらない。大きな成果をあげるために「ジャンプ」する方法はないのか、実は「隠し扉」があって効率的にゴールにたどり着けるのではないかなど、自分なりの戦略を考えながら課題をクリアするのが面白いんですよね。

楽しいから、一つ目標をクリアしたら次の目標を見つけて進みたくなる。自分に足りないところがあれば、勉強して力をつけたいと思う。クリアするまでの道のりが険しければ険しいほど、やりがいを感じます。

何をするにも戦略を立てる癖がついたのは、仲間からの刺激

幼い頃は勉強が好きだったこともあり、中学受験をして中高一貫の有名進学校に進学することにしました。学校には自分よりはるかに優秀な人が多く、彼らからたくさんの刺激を受けました。みんな、何をするにしても深く考えるのが好きな人たちだったんです。例えば、トランプゲームの「大富豪」をするにしても、捨てられたカードをすべて覚えるのは当たり前、出したカードを元に相手の手の内のカードを読みながら、綿密に戦略を立てて進める。そんな友人たちと過ごしていたので、常に勝ち筋を考えることが当たり前になっていったのだと思います。

もう一つ、テニスに打ち込んだことも今の自分に大きな影響を与えています。部活にはコーチがいなかったので、自分で強くなるための方法を模索しました。ショットの成功率を記録したり、練習内容とその結果をもとに自己分析シートを作り、弱点を克服するためのプランを立てたり。結果、都大会で良い成績を収めるもできました。

高い目標に向かってどうすればいいのか、改善するべきことは何かを考えて行動する姿勢は、この経験を通して培われたような気がします。

製薬会社のMRからエンジニアの世界へ

新卒で選んだ仕事は、製薬会社の営業、いわゆるMRでした。当時は漠然と、価値のある何かを生み出すこと、何かをビジネスにできることのどちらもできるようになれたら面白いと考えていました。けれど、新卒の時点では「何かを生み出す」というイメージがなかなか持てず、まずはビジネスを学ぶために、営業の仕事を選んだのです。大学は理工学部だったのに専門外の製薬会社を選んだのは、MRは営業のなかでも難しい分野だと感じたからです。自分よりも医学の知識が豊富な医師に薬を勧めるというのはハードルの高い仕事だなと。そのハードルの高さに魅力を感じました。

3年間働き、良い成果を出すことはできましたが、本当にやりたいことは何かを生み出す側の仕事だと、強く思うようになってきたんです。当時は26歳。エンジニアとしてスタートするには遅いほうだと思いますが、自分のキャッチアップ力には漠然とした自信があったので(笑)、未経験でもエンジニアとして採用してくれる企業へ転職しました。

転職した企業は、自分の意志で難度の高いことに挑戦できるけれど、その分ハードな環境でした。しかし私はエンジニアとしてのスタートが遅れた3年を1年で取り戻すぞという覚悟で入社したので、がむしゃらに頑張ることができたし、挑戦しがいのある環境が面白いと感じました。

「人事・採用」という新しい道

エンジニアとして働き始めて4年たった頃のことです。自治体向けの大きな新規機能開発を完成させるなど、ある程度の成果を上げることはできていたのですが、エンジニアとしては少し行き詰まりを感じていた時期でもありました。もっと大きな仕事をするためにチームをモチベートし導いていかなければ難しい。けれど、なんでも一人でやってしまうところがあり、チームビルディングが自分の課題となっていたんです。そんな時にちょうど、中途採用チームへの異動の話をもらいました。人事は、まさに人と向き合っていく仕事なので、自分に足りない部分を成長させるチャンスをもらったと思います。

異動した当時は中途採用チームは予定の採用人数から大幅にビハインドしている状態が続いていました。新たなことにチャレンジしなければ道は開けないが、チャレンジするにも制約が大きい。正直、もどかしさを感じた時期でもありました。自分がリーダーを任されるようになってからはなんとかして目標を達成しようと、さまざまな戦略を試したり、時には上司とぶつかったりしながら、「攻めの採用」へとチームビルディングしていきました。

結果的に、なんとか採用数を過去最大に増やすことに成功し、次第に責任の大きな仕事を任されるようになっていき、最終的には中途採用の責任者となりました。かなりエネルギッシュな現場でとてもやりがいがあったし、短い期間で普通では考えられないくらいのことを経験できたと思います。

正直、仕事に関しては全く不満がなく、充実した毎日を送っていました。ただその頃、家庭の事情で仕事だけでなく家族のサポートもする必要に迫られたこともあり、仕事と家庭を両立できる企業への転職を考えるようになりました。

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採用を変えることで社会を変えたいと思い、ビズリーチへ

転職先は人事関係の職種でと考え、何社かの選考を受けていました。これまでの経験が生きそうな感覚はありましたが、一方で物足りなさを感じる部分があったことを記憶しています。経験を生かすというよりも実は経験したことがないような、もっと「面白い」と思えるような仕事がしたいというのがやはり僕の本質的な思いだったんですね。そこで、中途採用のことを一番考えている企業ってどこなんだろうって考えたときに思い浮かんだのが、当時自分が利用していたビズリーチでした。せっかくだから話だけでも聞いてみようと思い、ホームページからエントリーしました。

人事ってただ人を採用するだけというシンプルなものじゃなくて、事業に直接影響する仕事だと思うんです。でも転職活動をするなかで、自社の戦略の鍵を握るのが採用だと気付き、戦略に落として実行・実現できている人事担当者が少ないのかもしれないと感じていました。その意識を変えていけたら面白いと思ったんです。自分をもっと成長させながら、その目標を実現していきたい。そんな気持ちを面接で代表の南に伝えると、「それができるのはHRMOS(ハーモス) だよ」と言われたんです。

HRMOS採用管理は、人事業務における非効率をなくしHRテック(HR × Technology)で「採用を強くする」クラウドサービスです。「採用を変えることで社会を変える」ことを目指しているサービスなので、世界観が面白いし、素晴らしいと思いました。自分が面白いと思えるかが私にとっての一番大切な価値観でしたし、営業やエンジニア、人事をやってきた経験も生かせると感じてビズリーチへの入社を決めました。

今までの経験をフル活用する仕事に出会えた

私が入社した当時、HRMOS採用管理はまだ最低限の機能しかなかったこともあり、なかなかサービスを活用していただけていない状態だったんです。必要なクラウドシステムを必要なだけ利用し、期間に応じた利用料を支払う「サブスクリプションモデル」のHRMOS採用管理にとって、活用度が低いことは致命的なことでした。そこでシステムを導入するだけでなく、継続的にシステムをご活用いただき、お客様の業務改善・目標達成を支援していく「カスタマーサクセス」を担うチームが必要でした。

カスタマーサクセスは非常に多くの立場の人と関わる動きが求められる仕事です。営業、エンジニア、人事の全ての経験がある私は「カスタマーサクセス」にはうってつけだったと思います。私にとっても今までの経験がすべて生かしていけるポジションに出会えたのは、運命を感じましたね。

「お客様の採用成功にコミットする」カスタマーサクセスチームの立ち上げ

「カスタマーサクセス」という考え自体が新しく、私も含めてチーム全員が初めて携わることだったので、最初は手探りでした。お客様から厳しい意見をたくさんいただくものの、解決できず…。自分の未熟さに落ち込むことも多くありました。目指すゴールが見えていなかったんですよね。

チームで話し合い「お客様の採用成功にコミットする」という目標を掲げ、考えられることはどんどんやっていこうと決めました。お客様に集まっていただきHRMOS採用管理の活用ノウハウなどをシェアする「ユーザー会」を開く、導入フローを改善する、導入事例インタビューの発信など、さまざまな施策を試しては修正し改善していきました。そのかいあって、HRMOS採用管理がリリースされてから約1年で導入社数は2.5倍に増加し、さらにはHRMOSを活用することで業務効率化だけでなく採用体制の構築や、母集団形成の改善などの成果があったとたくさんの素晴らしい事例をいただくことができました。

また、チームが効率的に動くために、お客様の継続率を予測できるような指標が必要だったのですが、これを探すことにも苦労しました。結論としては、何か一つのデータから読み解くのは無理だということがわかり、いくつかのデータを複合して指標を出す方法を見つけました。その指標を見つけるまでに1年7カ月もかかりましたし、チームのメンバーに指標を信じて追いかけてもらうためにも工夫が必要でした。私の見つけた新しい指標をメンバーに提案したときは、「この指標でうまくいくのか」と疑いの声もあがったんですよ。メンバー一人ひとりが信じていないKPIは誰も追わないと思うので、メンバーが顧客と向き合うなかで得た「感覚」と指標が一致していることを突き合わせて示すことは、とても重要だったように思います。

HRMOS採用管理で、新時代の「採用」のプロダクトを作りたい

カスタマーサクセスは、お客様がどのようにHRMOS採用管理を利用しているのか、どのような課題を感じているかについてを一番深く知れる立場。要望の背景にある課題を発掘し、正しくエンジニアに伝えていくことが求められます。

例えば、「データをCSVで出力したい」という要望をいただいたときに、なぜそのデータを出力したいのか、分析をしたいとした時にその分析ができることで何を解決したいと思っていらっしゃるのか。その分析はどれくらいの頻度粒度で行うべきものなのかの考察をすることで、より本質的な機能開発が実現できると考えています。我々がお客様の課題に深くリーチすることがプロダクトの成長に大きな影響を与え、HRMOS採用管理の本質的な成長に寄与できることは非常にやりがいになっています。

HRMOS採用管理は採用において、とてつもなく大きな可能性を秘めたプロダクトだと思っています。採用の成功って、希望の人数を採用できたかではないですよね。採用した方々が活躍して企業活動を加速していき、最終的に企業が提供する価値が最大化されていくことが本当のゴールだと思います。HRMOS採用管理を利用することでそれができるようになれば、働く人みんなが好きなことや強みを生かし活躍できる社会になるはずです。そんな未来を本気で目指せる今の環境は素晴らしいと感じています。必ず実現していきたいですね。


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※所属、業務内容は取材時点の内容です。


この記事をインタビューしたメンバー

乾 友香/ Yuka Inui


新卒で銀行に入行し、その後人材紹介会社でキャリアアドバイザーとして勤務。2018年にビズリーチに入社。現在は人財採用部の採用マーケティンググループにて採用に関わるコミュニケーション設計や、Reach Oneの編集を担当。特技は歌モノマネ。