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ビズリーチのイマとこれから

東京に世界中の大学からトップエンジニア37名が集結。BizReach World Hackathon 2019を開催!

こんにちは、ReachOne編集担当の冨里です。

ビズリーチは、2019年9月26日(木)〜29日(日)の4日間、世界中のエンジニアを対象としたハッカソン「BizReach World Hackathon」(以下、BRWH)を開催しました。今回は、ビズリーチとして初の試みとなるハッカソンの開催についてその背景と当日の様子をお届けします。

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当日の様子はこちら。

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海外大学のエンジニアを積極的に採用

ビズリーチには現在300名以上のエンジニアやデザイナーなどのプロダクト職が在籍していて、社会構造の変革や、技術革新によってもたらされる課題をテクノロジーの力によって解決するサービスを生み出しています。

iMacProの導入など、より生産性の高い開発環境の提供や、各サービスを横断して機械学習やAIについて研究するなど、技術に投資しつづけています。最近では新卒エンジニア職の採用において、初任給の上限をなくした「グローバル基準採用」で海外大学のエンジニアを積極的に採用。13カ国出身のエンジニアが複数の事業部で活躍しています。

ビズリーチは海外でサービスを提供していないため、海外のエンジニアからの知名度はほとんどありません。これまで、弊社のグローバル採用チームが実際に各国に足を運び、現地で面談面接をすることで、地道にビズリーチの魅力や日本で働く魅力をお伝えしていましたが、採用活動を進めるにあたりより広く魅力を感じてもらいたいと考えるようになりました。

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東京への渡航宿泊費の全額補助と優勝賞金1万ドル

そこで今回実施したBRWHは、ハッカソンという技術力を競うイベントの開催を通じて、世界中の大学のトップエンジニアに技術の観点でイベントに興味を持っていただき、さらに日本に招待することで、直接肌で魅力を感じてもらい、日本で働くことを選択肢の一つとして考えてもらうことを目的にしました。

そのため本イベントでは東京への渡航費、宿泊費は全額補助し、優勝チームには1万ドル(米ドル/約110万円相当)、2位、3位にも賞金を出すなどトップエンジニアに相応しい賞金額を用意しました。

その結果、世界54カ国から3,528名の応募が集まり、そこからコーディングテストによる技術選考及び履歴書選考の上で、、37名の参加が決まりました。内訳としてはアメリカ、中国、イギリス、インド、アルジェリア、エジプト、ポーランド、フランスなど13カ国、スタンフォード、ケンブリッジ、シンガポール国立大、インド工科大、北京大学など世界トップレベルの大学からの参加となりました。中には過去に25回以上世界中のハッカソンに参加しているという方や、これまでに5回参加したハッカソンのうち3回優勝しているといった方も。

ようこそ渋谷へ! 早速打ち解けた前夜祭

BRWHは全4日間の行程でした。Day1は前夜祭、Day2−3とハッカソンを実施し、Day4ではチームの成果をプレゼンテーションしていただき、表彰式とクロージングパーティーを行いました。

9月26日。Day1。遠路はるばる日本まできていただくので、到着した当日は簡単なブリーフィングを済ませたのち、オープニングパーティーを開き長旅の疲れを労いました。今回はエントリーのタイミングで個人参加かチームによる参加を選ぶことができ、このパーティーの時間を利用して、一緒に課題に取り組むチームを最終的に決定する形をとりました。

初めて会った人同士で国を超えた自己紹介が繰り広げられ、みなさん賞金を狙うためにUI設計が強い、データアナリシスが強い、サーバサイドが得意だなどお互いの強みを知りながら、チームが決まっていきました。同じ国や同じ大学同士で固まるチームもあれば、多国籍なチームも生まれたり。イベントを通じて参加者をフォローするメンター担当のエンジニア社員も参加し、初日から盛り上がりを見せました。

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オープニングパーティーの最後にみんなで集合写真を

日本の文化に触れて

Day2。この日は代表の南による英語でのスピーチから始まりました。本人も海外の大学を卒業していることもあり、これまでの経験を元に、日本で働くことの魅力やビズリーチ創業の話のあと、一緒に社会を変えていこうと参加者に語りかけていました。南からの挨拶含め、今回のハッカソンは初日から最終日まで全編英語でとり行われました。

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今回のハッカソンは広く日本の魅力を伝えることも目的の一つです。滞在期間中にあまり観光する時間を用意できないため、ハッカソンを始める前に、成功祈願もかねて、オフィス近くの神社を回るツアーを企画しました。みなさん、思い思いにおみくじを買ったり、参拝したりと束の間の日本観光を楽しんでいるようでした!

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いよいよハッカソンの始まりです!

今回の課題は「GitHubのリポジトリデータ(Javaベース)を活用しエンジニアの能力を可視化するためのサービス開発。そのアルゴリズムを考え、プロトタイプを制作すること」

37名の参加者はそれぞれ1〜5名のチームに分かれて、2日間でプロトタイプ制作とプレゼンテーションの準備を行います。メインの会議室だけではなく、個室にこもったり軽食やドリンクを飲みつつリラックスして議論を深めている様子が印象的で日本食のランチも好評でした。また期間中はビズリーチのエンジニアメンバーがメンターとしてついたので、至る所で相談している様子が見られました。

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Day3。この日は朝から晩まで一日ハックデー。夕方の一次課題提出に向けて黙々と作業に取り掛かっていました。今回はアイデアやプレゼンテーションと合わせて、各チームの技術力も重要な評価項目です。そのため一次提出後に、実際に開発したプロトタイプの具体的なコーディング内容を念入りに審査しました。VPoE (Vice President of Engineering)や海外エンジニアも含む審査員が総出で時間をかけチェックを行ったのですがどのチームもアウトプットのレベルが想像以上に高く最終日のプレゼンテーションが非常に楽しみになっていました。

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発表前夜のチーム写真

緊張の中、いよいよ各チームの発表に!

Day4。会場をオフィスからセルリアンタワー東急ホテルに移動して行われた各チームの発表と表彰式。これまでのオフィスとは違い緊張感が溢れる会場で、発表開始の直前までパソコンに向き合い、メンバー同士議論しあいながら発表準備を行う参加者たち。会場は暗転し、いよいよ発表が始まります。

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発表時間は5分。各チーム、GitHubのリポジトリデータから抽出できるデータをもとに、エンジニアの能力をいかに分類し、どのように可視化すべきか実際のプロトタイプをその場で動かしながら、発表を行っていました。

あるチームは、GitHub上のコードの品質、コミュニティでの活発な活動、自分のコードが他のプロジェクトにどれだけ参照されたかといったデータを元にスキルを判断したり、別のチームではトーンアナリシスという複雑なアルゴリズムを使用して、能力を可視化しようとしていました。各チームの発表ごとに拍手がわき、発表が終わったチームメンバー同士でハイタッチしていたのが印象的でした。

3,528人の頂点は

そんなハイレベルな戦いの中、優勝に輝いたのは、ケンブリッジ大とIITの混合チーム!ケンブリッジ大学に在籍する日本人2名とスウェーデン人、IITのインド人というまさにグローバルなチームが非常に斬新なアイデアを高い技術力で実装し、見事1万ドルを勝ち取りました!

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このチームは、エンジニアの生産性を計測する3つのIMPACTと呼ばれる指標を考案しました。

1)Potential Impact(Javaの専門知識やコミット)
2)Team Impact(チームメンバーによるJavaコードの使用を"インスピレーション係数"として定義)
3)World Impact(Javaエコシステムにおけるリポジトリの影響)

エンジニアの能力を計測する新しい指標を考案したこと、機械学習を利用した高い技術力、そしてその指標をグラフィカルに表現したデザイン性が高く評価されました。

優勝チームのコメント
日頃から世界に影響を与えるプロジェクトに取り組むことに興味があり、何か新しいことに挑戦する絶好の機会だと思って、今回のハッカソンへの参加を決めました。実際に参加してみて、さまざまな国の人と出会い、日本の文化を知ることができて本当に素晴らしい体験でした。2日間という短い時間で集中して、実際にプロダクトを開発する中で、チームで目標を設定し、その達成に向けて力を出すことができました。優勝できて、本当に嬉しいです。

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審査委員長のステファン(左端)と優勝チームメンバーで

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今回審査はVPoEのステファンを審査委員長とし、CISOの園田、AIグループのマネージャー菅谷と各事業部の外国人エンジニア3名の計6名で行い、審査基準としてはアイデア、技術力そして実際のデモを含めたプレゼンテーションの3つの観点で行いました。 どのチームも当初の想定を遥かに上回る技術力とチームワークをみせ、事前のコーディング審査も含めとても難航したジャッジでした。

ハッカソンに満足いただき、多くの参加者が日本で働くことにも興味を

参加したエンジニアからは他にも嬉しい感想をいくつもいただきました。

・これまでに各国で25回以上のハッカソンに参加したけど、このハッカソンが一番Amazingだった!
・本当に素晴らしい人やメンターと出会い、世界のさまざまな地域の人々と一緒に課題に取り組む素晴らしい機会でした。
・BizReachが優れた使命と強力な技術力を持って、日本でユニークな興味深い課題に取り組んでいることを知りました。
・アメリカのテック企業で使用しているのと同じプロセスと作業スタイルで働いているんですね。
・日本のビジネスマンはいつも残業しているイメージを持っていましたが、全ての企業がそういうわけではないんだと知りました
・ハッカソンに参加して、日本で働くことが私の目標となりました。
・いい天気、いい街、面白い文化!こんなに日本食が美味しいなんて知りませんでした!

「世界のトップエンジニアを日本に招くことで、ビズリーチにとどまらず、日本や東京のIT産業に関心をもってもらい、日本で働くことを選択肢の一つとして考えてもらうこと」を目的としたハッカソンでしたが、日本で働く魅力を少しは感じていただけたのではないと思います。

またこのイベントの後、全参加者が高い満足を感じていただき、そのうち8割以上の方がビズリーチで働くことにも興味を持ち、採用選考に進んでいただけることになりました!このイベントを通じて、ビズリーチの社員と触れ合う中で、職場としての魅力を感じてもらえたのならこんなに嬉しいことはありません。

準備が半年に及ぶ、ビズリーチとして初の大きな試みでしたが、終わってみればとてもワクワクした4日間でした。高い技術力だけではなく、物事に対する好奇心や、すぐに打ち解けられる人柄など魅力と情熱溢れる世界中のエンジニアの皆さんと出会うことができて、社内のエンジニアや運営メンバー一同、この上ない刺激を受けました。参加者のみなさん、日本にそしてビズリーチに来てくれて本当にありがとうございました!

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最後にハッカソン運営メンバーで記念撮影

この記事を書いたメンバー

冨里晋平/ Shinpei Tomisato


インターネット広告代理店を経て、2015年ビズリーチに入社。BtoBマーケティングや「ビズリーチ」のプロダクト企画としてサービスの戦略設計、CRMを担当。2018年8月から人事/採用マーケティンググループへ異動し、採用ブランディングやオウンドメディアの運営を担当している。