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ビズリーチのイマとこれから

全社員の生産性を支える、コーポレートITグループの取り組み

こんにちは、ReachOne編集部の冨里です。
ビズリーチの生産性向上の観点でとても重要な役割を担っているのがコーポレートITグループ。社員からは「コポティ」と親しみを込めて呼ばれていて社内ITインフラの整備や社員のお困りごとをいつも解決してくれます。2019年8月に開かれたBizReach Awardsでは「優秀チーム賞」にも選ばれました。

今回は、そんなコポティの中村に、さまざまな施策の背景や、仕事の魅力についてインタビューしました。

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中村 進太朗/Shintaro Nakamura
1989年生まれ。SIerを経て、事業会社の情報システム部を経験したのち、2015年6月にビズリーチへ入社。情報システム本部コーポレートITグループとして全社のネットワーク・インフラ、ハードウェア、それに付随するITサービスの提供及び運用を行ってきた。現在は主に当グループの組織マネジメント、PM業務を行っている。

コポティの業務について

ーコポティは、具体的にどのような業務を行っているのですか?

社員が業務に集中できるように、社内ITインフラに関する業務全般を行っています。パソコンなどハードの準備やキッティング(納品後の各種サービスのインストールなどの準備)、それに付随するITサービスやソフトウェアの手配から、社内サーバや社内ネットワークの設計、構築、運用、障害対応やITプロジェクトの業務推進などです。またセキュリティについては、専任の部署であるセキュリティ室と連携しながら進めています。

社員が増えていく中での課題

ー中村さんが入社した当時と現在で変わった部分はありますか?

現在ビズリーチには1,300名ほどの社員がいますが、私が入社した4年前はまだ400名ほどでした。会社の規模がどんどん大きくなっていき、社員やスタッフの数が毎月急激に増えている時期で、個人で使うパソコンの準備やインフラの整備に追われる日々でした。

その頃の東京のオフィスは2つのビル3フロアだけだったのが、今は6つのビルで合わせて15フロア以上にまで広がりました。合わせて大阪、名古屋、福岡、福島にも拠点があります。ネットワークは人数や規模が大きくなることを想定して構築してきましたが、現在も会社の成長に加えて社員が増え続けているので、また整備が必要になってきている段階です。

ー社員の増加に伴って、コポティの人数もかなり増えましたか?

私が入社した当時のコーポレートIT関連のスタッフは、兼任だったメンバーも入れて7名で、現在はアルバイトの方も含めて12名です。社員数は3倍以上に増えましたが、私たちの部署はそこまで増えていません。そのため、少ないリソースで合理的にやることを意識して仕事に取り組んでいます。

ー具体的にはどのようなことをしてきたのですか?

昨年はシングルサインオン*1の導入や、データセンターをつくり拠点ごとにインターネットを集中管理したり、古くなってきた無線LANを新しい規格に変える準備など、負荷が大きくなってきたネットワークの整備を中心に改善を行いました。また、全社員へiPhoneを支給し、社内で利用するツールもモバイル対応しているものを選ぶようにしています。

オフィスの拠点が増えてきたので、Web会議システムの試験的導入も行っているところです。利用率などを見て、今後の展開を検討していく予定です。

より生産性を高めるために

ー現在進めている施策は何ですか?

今期の大きな変革としては、10月からワークフローのプラットフォームを「ServiceNow*2」に変更したことです。今まではそれぞれの業務ごとに異なるアプリケーションを使っていたので、連携に手間がかかっていた部分もありましたが、ServiceNowはその連携がスムーズにできるので改善されたことが多くあります。例えば、社内コミュニケーションツールとしてメインで使っているSlackと連携できるようになったことで、今までメールでしか通知できなかった内容が自動的にSlackに届くようになり、作業効率がアップしました。

また、ServiceNowはITILという、ITサービスマネジメントの成功事例を体系化したガイドラインをベースに設計されているので、今後はそれに沿って良いところを取り入れながらITのオペレーションを改善していきたいと思っています。

将来的には、ServiceNowを開けば問い合わせ窓口や各種申請など、社内に関しての疑問はすべて解決できるようにしていきたいですね。できるだけシステム化することで、全社の生産性も向上するし、問い合わせが減りコポティの負担も減らすことができます。今まで進めてきたシステム化の成果として、社員からの問い合わせ数は減少してきています。今後もわざわざ質問しなくても自発的に社員の方が解決できる仕組みをさらに進めていきたいと考えています。

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macOSの利用を推進

ーその他、社内の生産性をあげるために実施していることはありますか?

現在進めているのは、社内のmacOSシェアをあげることです。Macの場合はパソコンの立ち上げと同時に、ビズリーチが契約したソフトウェアを自動的にインストールするプログラムを利用しているので、キッティング作業がほぼ必要なくなりました。Macのキッティングがなくなっただけでも、かなり負担が減っているんです。

ー良いことが多いんですね。では、今後は全てのパソコンをMacに移行していく予定ですか?

ビズリーチではOSにとらわれずに業務をしている人が多いので、入社時やパソコンの交換のタイミングで、Macにするか、Windowsにするかを自由に選んでもらっています。個人の仕事のやりやすさを優先しているので、推奨はするものの、強制的なMacへの移行は行っていません。あくまでも個人の希望に合わせています。

またmacOS用に、「Jamf PRO*3」の「self service」というアプリを社内で利用しています。社内のどの拠点のプリンターにも簡単に接続できたり、AppleIDを登録しなくともofficeなどの必要なアプリがインストールできたりします。物理的な故障やOS起因のトラブルの報告も少ないので、問い合わせ数を減らすことにも繋がっています。最近はプライベートでMacを使っている人が多いこともあり、デザイナーやエンジニアを中心にMacを選ぶ人が増えていて、社内の40%以上がMacを利用しています。

セキュリティを担保しつつも制限は最小に

ーコポティとして、大切にしている考え方・方針はありますか?

会社によっては情報システム部門で「管理=守り」を優先するあまり、インターネットのアクセス制限を強くしすぎて、結果的に業務にブレーキをかけるケースもあると伺います。しかしビズリーチは「インターネットの力で、世の中の選択肢と可能性を広げていく」ことをミッションとしているIT企業ですから、インターネットにおける制限は可能な限りなくし、会社の生産性を優先する方針をとっています。

ただし、その分セキュリティはしっかりと担保しなければいけません。そこはセキュリティ室と連携して対策しています。自由に動くことはできるけれど、実は安全な柵で守られている。その柵をしっかりと作るというイメージです。

コポティとしてもコストはかかってもログはすべて取り、問題が起きたときは原因を追究できるようにしたり、デジタル証明書で認証を強化しています。認証については、現在シングルサインオンの導入とiPhoneの支給ができているので、将来的にはシングルサインオンのログインをモバイル認証にしたり、iPhoneでオフィスの扉のキーロックを解除できるようにするなど、利便性も追求していきたいですね。

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コポティのこれから

ーコポティで働くことの魅力は何ですか?

ビズリーチは常に進化しながら変化している会社なので、スピード感をもって仕事をしたい人にとっては、とても魅力的な環境だと思います。作業をテンプレート化する前に新たな壁が現れることも多いので、飽きることはないと思いますよ(笑)。

この一年でJamf PROやService Now、iPhoneの支給など生産性向上のための基盤を準備してきました。今後これらのツールを武器にして社員の皆さんの生産性向上に繋がるように活用を促進していきたいと思っています。ゆくゆくは全てのオペレーションが標準化されその結果、自動化していく未来を描いています。その分社員の方とコミュニケーションを密にして、より本質的な経営課題を解決していきたいと考えています。

創業10周年を迎え、ビズリーチは新たなフェーズに進んでいます。それに伴って、コポティの重要性も高まってきていますし、新しい課題に直面することも多いと思います。今まで出会ったことがない課題って、すごくワクワクしますよね。経営方針や会社のフェーズを理解したうえで、自分が持っている技術や知識をどう生かして課題を解決するのかを考えるのが、この仕事の楽しさであり魅力の一つだと思います。

ー今日はどうもありがとうございました。

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この記事を書いたメンバー

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冨里晋平/ Shinpei Tomisato


インターネット広告代理店を経て、2015年ビズリーチに入社。BtoBマーケティングや「ビズリーチ」のプロダクト企画としてサービスの戦略設計、CRMを担当。2018年8月から人事/採用マーケティンググループへ異動し、採用ブランディングやオウンドメディアの運営を担当している。

*1:1つのIDとパスワードを入力して、複数のWebサービスやアプリケーションにログインする仕組み。

*2:企業向けのサービスマネジメントクラウドサービス。ServiceNow社が提供。

*3:Appleデバイス専用の統合管理ソリューション。Jamf社が提供。